小児用弱視眼鏡の補助申請の流れ~我が家の場合~

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小児用弱視眼鏡の補助申請、流れがややこしい!

娘(現在4歳)が3歳児検診の時に弱視が発覚し、矯正用の眼鏡をかけることになりました。

眼科に併設の眼鏡屋さんで眼鏡を購入し、保険適用で購入金額の全額払い戻しを受けられるとの説明を受けました。

が、その申請手続きがわかりづらい!

初めてなので流れがつかめず、どうにか調べながら支給を受けることができ、ほっとしました。

ほっとしたのもつかの間、眼鏡って度数だったりフレームの大きさだったりで買い替えするんですよね。きましたよ、またメンドクサイ申請が。

二度目の申請は、前回からおよそ1年半あけての同じ流れ。

はい、完全に忘れています。

またも調べながら、間違いながらなので、時間がかかります。メンドクサイです。

こうなるとまた次回も忘れてしまうので、今回は私の備忘録的に流れや必要書類をまとめてみました。

ご自身が入っている健康保険によって流れや書類の形式が異なりますので、あくまでもご参考程度にお願いします。

協会けんぽかどうかの確認

ご自身の保険証を見てください。

以下の画像のような保険証で”全国健康保険協会”と記載されていれば、協会けんぽです!

小児用弱視眼鏡の補助申請の流れ(協会けんぽの場合)

大まかな流れ

①眼鏡の注文

②眼鏡の受け取り

③協会けんぽへ申請書を郵送する

④払い戻しを受ける、ハガキ受領

⑤市役所で申請

⑥払い戻しを受ける

細かく見ていきましょう。

①眼鏡の注文

眼科に併設の眼鏡屋さんで、子供用の眼鏡を注文しました。

注文と同時に「弱視眼鏡の保険適用について」という書類をいただき、説明を受けました。

概要はこんな感じです。

  • 療養費支給申請について:9歳未満の子供が使用する「弱視、斜視、先天性白内障術後」等の治療に必要だと医師が判断し、処方した眼鏡を購入した場合、いったん全額自己負担したものに対して支給が認められれば7割(3歳未満は8割)が支給される。
  • 自治体にもよるが、乳児医療費受給者証がある方は、市役所で手続きすれば全額保険適用になる。
  • 5歳未満の小児の治療用眼鏡は、先回の申請から1年以上経過、5歳以上の小児の場合、先回の申請から2年以上経過している場合が支給対象。
  • 入っている健康保険によって申請先が異なる。

政府管掌健康保険:社会保険事務所、国民健康保険:居住役所の国民健康保険課、健康保険組合、核健康保険組合の事務局、共済組合:各共済組合の事務局

②眼鏡の受け取り

注文から一週間後に眼鏡の受け取りとお支払いのため再来店です。

眼鏡のフレームとレンズで、税込み38000円でした。

領収証を受け取ります。

③協会けんぽへ申請書を郵送する

協会けんぽのホームページを見ると、”療養費支給申請書”の書式や書き方が載っているので、参考にしながら記入します。

空欄のものを印刷して、記入は手書きがおすすめです。

提出は郵送のみ!

郵送書類
  • 療養費支給申請書
  • 領収証(原本)
  • 弱視等治療用眼鏡等作成指示書(原本)

書類についての詳細は後述します。

④払い戻しを受ける、ハガキ受領

郵送してから約1か月何も音沙汰なしですが、いきなり協会けんぽからハガキが届きます。

申請書に記入した口座に補助金を振り込みましたよーというお知らせです。

30400円振り込まれていました!

⑤市役所で申請

次に、住んでいる自治体の役所(私の場合は市役所の保険年金課)へ行きます。

小児眼鏡の補助金申請と伝えれば、対応してくれました。

”子ども医療費支給申請書”なる別の書類をその場で書くように求められます。

必要なもの
  • 領収証と弱視等治療用眼鏡等作成指示書のコピー
  • 協会けんぽから届いたハガキ
  • 振り込んでもらう口座番号がわかるもの(印鑑不要)
  • 子どもの保険証と医療費受給者証
  • 念のため、自分の運転免許証や保険証

⑥払い戻しを受ける

またしても約1か月音沙汰なしでしたが、ある日自治体からハガキが届きます。

子ども医療費等支給決定通知書です。

7600円の支給を受けました。

これでようやく一連の流れが終わりました・・・長い。

必要な書類

申請に必要な書類やものをまとめました。

協会けんぽへ提出するもの

・療養費支給申請書

療養費支給申請書1
療養費支給申請書2

書き方は協会けんぽのホームページを参照ください。

・領収証の原本

眼鏡屋さんからもらいます。

こちらは後に市役所にも提出するので、先にコピーをとっておきます。

原本は協会けんぽへ送ります。

弱視等治療用眼鏡等作成指示書の原本

眼科から眼鏡を作るときにもらいます。

こちらは後に市役所にも提出するので、先にコピーをとっておきます。

原本は協会けんぽへ送ります。

市役所へ提出するもの、持参するもの

・領収証と弱視等治療用眼鏡等作成指示書のコピー

・協会けんぽから届いたハガキ

以下は市役所で書く申請書に必要なもの&担当者さんに確認してもらうために必要なものです。

・振り込んでもらう口座番号がわかるもの(印鑑不要)

・子どもの保険証と医療費受給者証

・念のため、自分の運転免許証や保険証

間違いやすいこと

申請するにあたり、つまづきやすいポイントをまとめました。

(すべて体験談です笑)

療養費支給申請書の名前は旦那の名前にする

療養費支給申請書に記入する”被保険者名”は、眼鏡をかける娘ではなく、保険に入っている旦那の名前にする。

これは誰が保険に入っているかで父親なのか母親なのかのパターンが変わってくるかと思います。

被保険者:保険に入っている人(我が家の場合、旦那)

被扶養者:保険に入っている人に扶養されている人(我が家の場合、旦那以外全員)

協会けんぽからの振り込みがあってから市役所へ行く

協会けんぽへの申請と役所への申請が同時進行なのかと思い、眼鏡と領収証を受け取った後にすぐ役所へ行ってしまうせっかちな私。(しかも二回とも笑)

まずは協会けんぽへ郵送で申請し、おとなしく待ちましょう。

振り込みましたよーのハガキが届いてから、役所へ行きましょう。

不測の事態に対応できるよう、いろいろ持っていく

市役所へ申請しに行ったときに、担当の方から「保険証の切り替え手続きが終わっていないので、まずは保険証を切り替える必要がある」と説明を受けました。

転職もしてないし、引っ越しもしてないし、何も変化はないのだけれども、再度説明を求めても理解できず・・・

とりあえず言われるがまま、保険証の切り替え手続きをしました。

この際、マイナンバーカードやら運転免許証やら必要なものがあったので、取りに帰る必要がでました。

二度手間を防ぐためにも、役所へ行く際には必要になるかもしれない書類(身分証明書類、口座、印鑑など)を一応持っていくのがおすすめです。

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