家庭で自炊をすることは、食費節約のためにも、健康的な食生活のためにもぜひ取り入れたい習慣です。
しかし問題は、下処理で出た野菜の皮や食べ残しなどの生ゴミを捨てる時の臭いや重さ。
今回の記事では家計管理からは少し離れますが、簡単かつ経済的な生ゴミの捨て方を実験してみました!
ちょっとだけ私のことを紹介させてください。
生ゴミが臭う・重たい・・・いい捨て方って??
一般家庭から出る可燃ごみの中で、キッチンから出る野菜の皮や魚の皮、食べ残しなどの”生ゴミ”は約4割もあるそう。
排出されるごみの約63%が生活系ごみ、約 34%が事業系ごみとなっている。このうち生ごみの占める割合は、生活系ごみで約 24%(生活系ごみ全体の約 38%)、事業系ごみで約 11%(事業系ごみ全体の約 31%)となっており、全体では約 34%となっている。
環境省 資料3 生ゴミの分類と発生、処理状況
気温が上がるとキツくなる生ゴミの臭い
日中の気温が上がる初夏から秋頃は、特に生ゴミの臭いがキツくなってきて、可燃ゴミ回収日(週に2回)までの間に臭うようになります。。
我が家の場合、生ゴミは夜のキッチンリセット時に、ビニール袋にまとめて玄関先の蓋つきバケツへ放り込み、ゴミ回収日まで放置されます。
蓋を閉めてしまえば全く臭いませんが、ゴミをバケツへ入れるために蓋を開ける瞬間、やばい臭いがします。
そもそも、臭いの原因は水分と空気がない状態で増えたカビや菌のせいなんです。
水を切らずにビニール袋へ入れて、密閉されたバケツの中で数日放置される生ゴミ。。そりゃ臭くならない方がおかしいですよね。笑
生ゴミはずっしり重たい
家庭から出る可燃ごみのうち、生ゴミ以外のものってティッシュや雑紙などの紙類や汚れたビニール袋などのプラスチック類など、軽いものが多いです。
それに比べて生ゴミはずっしりと重たくかさばります。
生ゴミを捨てたいがために、少ない紙類も一緒に袋にいれて捨てているという感じがします。
では、臭くて重たい生ゴミをどうすれば少しでも楽に簡単に捨てることができるのでしょうか??
臭いと重さには乾燥させるのが簡単!エコにも!
ずばり、乾燥させるのが一番です!
乾燥させれば空気に触れて水分が飛び、カビや菌の発生を少なくすることができ、臭いずらくなります。
そして乾燥して水分が抜けると物理的に軽くなるし、体積も減らしてゴミの量を減らすことにつながります。
お金をかけずにできる!乾燥が簡単!
生ゴミを乾燥させるにも、いくつか方法があるのでまとめてみました。
レンジやオーブンを使用すると加熱で水分がとびますが、乾燥と言えるのか・・?
そして捨てるためのものに電気代をかけてまでやりたくないのが本音です。
生ゴミ用の乾燥機もあるようですが、こちらお値段3万円前後。お住いの自治体で補助が出る場合が多いようなので、気になる方は一度調べてみてください。
生ゴミを乾燥させればSDGsにもなる
生ゴミは約80~90%が水分なんだそう。
そんな水分たっぷりのものを焼却しようとしても、燃えづらいのは簡単に想像できます。
乾燥させて水分を抜き体積も小さくすれば燃えやすくなり、結果焼却にかかる燃料が少なくなったり焼却時間が減って地球環境の保全につながります。
サスティナブルな暮らしのためにも、自分たちでできることを始めていきたいですね。
生ゴミ処理機やコンポストは高い&めんどくさい
調べてみると、生ゴミを分解して堆肥にできる”生ゴミ処理機”なるものや、畑などに置いて生ゴミをぶち込むコンポストが大小さまざまあるようです。
堆肥にして野菜作りに活用してという循環ができるのはとても魅力的ですが、誰もがみな家庭菜園をやっているわけではありません。
それにやはり生ゴミ処理機、いいものなんでしょうがお値段が高い!
堆肥にするのも多少なりとも手間がかかる!
というわけで、とりあえず生ゴミを乾燥させて捨てるという方針で実証実験してみました。
【実証】ザルに入れて干してみた
キッチンにある生ゴミが「麦茶パックのカス、コーヒーのカス、キャベツの外葉と排水溝の受け皿に溜まってる細かいゴミ」だったので、臭いはそんなにありませんでしたが、ずっしり重たい!
我が家の生ゴミを天日干しすると・・
よく晴れて風のある五月、午後12:30から午後16:30ごろまでの間庭の日の当たる場所にザルのまま出しておきました。
干す前は281gありました。
3時間干した後には190gまで減っていました。
つまり、約3割も減量できたということです!
臭いはコーヒーのいい匂いがかすかにするくらいで、干す前より臭わなくなりました。
【結果】臭いずらい、ゴミ捨て回数減少できた
その後も生ゴミがでたらザルへよけておき、天気がいい日は天日干しを続けました。
ある程度乾いたら生ゴミ以外のキッチンゴミと一緒にビニール袋へ入れて、バケツへ放り込む。
通常だと1週間で2回ゴミ捨てに行っていましたが、生ゴミを干してから捨てるようにしただけで、重さと体積が減り、臭いも割と軽減されたおかげで、1週間に1回のゴミ捨てで間に合うようになりました!
お金もかけずに生ゴミを減らすことができ、地球にも優しい暮らしを一緒にやっていきましょう!
2023/7 追記です!
暑くなってきて臭いがきつくなってきたので、さらに実証実験を進めて生ゴミの捨て方に工夫を重ねました。
こちらの記事に詳細を記載したので、ぜひ合わせてお読みくださいね。
普段は、子育て世帯へ向けた家計見直しについて発信しています。
- 簡単かつ続けられる家計簿のつけ方
- 銀行口座やクレジットカードはどれをもつべきか
- いろいろな固定費(保険や電気代、住宅ローンなど)の見直し方法
- ライフプラン作成について
私自身も30代の子持ち共働きの中、家計管理をしっかりするようになり、大幅に貯金額を増やし続けています。
ファイナンシャルプランナーが実践する家計管理法をまとめていますので、ぜひ一緒にお金のかかる子育て時期を乗り越えていきましょう!
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